2018/03/10
午前中は通院だしオープニング間に合わないし…行くのやめようか…。
と思っていたのですが、前夜祭が楽しすぎたので、遅れてでも行くことに。
特に聞きたいものなら間に合いそうだし!といろいろ頑張って13時ちょうどくらいに到着。
聞きたい物とは何かと言うと
サーバーが完膚なきまでに死んでもMySQLのデータを失わないための表技
です。
(スライドの女の子がかわいい。詳細誰か)
「ここ話を聞きに集まってきた人は、MySQLでデータを既に失った人か、これから失う予定がある人たちですね」
はい。まさしく。
前の前の職場くらいでデータ損失して死ぬ思いをしていた同僚が居たので、
自身に降り掛かっても生き延びるべく聞きたいと思った次第です。
某大手飲食店のイントラネットシステムを開発したときはmysqldumpが正義になっていたので、バックアップの手法から勉強になりましたハイ。
ラスト行でcompleted出てるかどうかの確認とかやるやる。
そしてGTIDは便利。覚えましたし。
p70、p76が個人的に大変参考になりました。p80はあるある。
次。
Hackで作るマイクロフレームワーク
Hackって?という無知にも程がある状態で聞いてました。
しかし聞けば聞くほど、惹かれていく不思議…。
おかしいな、PHPerになるべくPHPerKaigi来たのにHackにめっちゃ惹かれていくぞ…!!
他言語から来たせいなのか、型チェックが厳しい!と聞いても「へぇ?(普通ビルド段階でおこられないっけ?)」くらいに思ってました。どうやら違うらしい。
わたくしはstaticモードで漢になれる素養を秘めているかもしれない。
とはいえ、「似ているけれど、やっぱり違う」ものだと思うので、PHPと並行して学べたらなと思いました。一度勉強会などにお邪魔してみたいところ。
次!
IRT(DevOps/テスト/CI)
渡辺さんのテーブルにお邪魔しました。
実はDevOpsやらなんやら、最近やらねばならぬ、といった状態にありまして
「どうやってます?」と言われても「こ、これからなんです…」と答えるという状態。
恥を偲んで身の上話をし、助言をいただくことができました…!
渡辺さんももちろん、一緒にテーブルについてくれた方も優しい!!!!
とりあえずやってごらん!という言葉とともに勇気をいただけました。
ありがとうございます!
以下、そのテーブルで出たお話。
- テスト、そもそも書いてる?
→すっごく簡単なものなら…という方が多数。
- コードレビューとともにテストコードも書いちゃう、という人も
- テストに理解ある上司と理解のない上司がいてもだもだしている、という人も
→テストコードの品質を問うなんてナンセンス、直せば良いのさ!という回答
- テストコードのはじめの一歩は、1+1=2が正しく動くかどうかから始めた
→入出力が正しくなされているか、というテストだった
- 「テスト駆動開発」は多くの人が読んでいて、参考になることが多かったのでぜひ読んでほしい!
- キャプチャ=エビデンスとか意味がないよね…
- 指標を立てた所で、DevOpsの概念と方向性には合わない
- カバレッジ指標を掲げるにしても、100%を基準にしてしまうとチームの疲弊につながる。80%くらいでいい。
→どうせ次の改修が入ったらすぐにくずれてしまうから。
超ウォーターフォール型の大規模案件ばかりやっていた自分には無い価値観ばかりで
少々面食らいました。
が、次のIRTでそれは解消されることとなります。
次~
IRT(チーム開発/開発環境/PHPStrom)
だったんですけれども。
PHPの話はほとんどしてませんでした!!笑
あとから思い返すとそのテーブルにはサポーターやらスピーカーの方ばかりだった記憶。
出張PHP勉強会からおすそ分けしてもらったビールを飲みながら、
「もともとSIerで、メトリクス分析で品質管理して、コードカバレッジは100%が当たり前、エビデンスとして画面キャプチャをペタペタ貼って納品していたのが常だったんですけど、さっきそこのテーブルで『ははっ、そんなもん(笑)』といわれてカルチャーショックを受けたんですよ!」と話すと
Webサービスごときがコケたところで人命にかかわらない!
という至言をいただきました。
我々が作っているのはロケットではない!
我々が作っているのは医療分野ではない!
我々が作っているのは金融関連でもない!
キャンペーンサイトが繋がらなくなったくらいで死ぬ人間は居ない!!!(そりゃそうだ!!)
それより先にサイトオープンさせて話題提供してバグがあったら後追いで潰せばオールオッケー!インターネット最強!修正パッチ当てられるとか最高!!Foo!
もう、これが、本当に目からウロコで、「そうか人命がかかわらないから多少慎重じゃなくてもいいんだ!」となりました。
いや、だからといってテストに手を抜くわけではなくて、
仕様書がないとテストが決まらない、だとか、要件固まってないのに決定できない、だとか。
ひとまず明らかにありえないモノはテスト出来るでしょ?
という出発地点を得られたのは大きいです。
その後「mongoDB捨てたいわぁ…」「Macで開発する意味 #とは」「PlxxSxxxx初代のバグについて」「新基盤と旧基盤」「php5?php8が出たら淘汰されると予言しよう」など、いろんな””開発環境””についてのお話が聞けたのは大変貴重でした。
インターネット老人会を経て思ったのはその場で古き良き2chを感じたことでしょうか。
ぼちぼち長くなったのでLTは次の記事に投稿します。